今年、被曝から80年の節目を迎え、長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典では、被爆地出身であるシンガーソングライターが作詞作曲した「クスノキ」*1の合唱が、被爆小学校の2校の児童にて行われました。
私個人としては恥ずかしながら、被爆地出身にも関わらず被爆クスノキを訪れたことがなく、この合唱を聴いて被爆クスノキを訪れる決意をしました。
被爆の実相を知り後世に伝えるため、終戦の日を前に、片足鳥居と被爆クスノキのある山王神社*2 を子らとともに訪れ、それぞれの解説板を読み聞かせました。
小学生の子らにはまだ理解が難しかったようですが、被爆の実相に触れるひとつのきっかけになればと思ってのことです。
私自身も被爆クスノキに正対し見上げると、オーラを放つようなその生命力に、圧倒される思いでした。
しかし世界は、今後一切、片足鳥居も被爆クスノキも生み出してはなりません。
先日、アメリカの「ピュー・リサーチセンター」の世論調査にて、原爆投下について「正当化できる」と答えた人が35%、「正当化できない」と答えた人が31%、33%は「分からない」という結果が出たことが各社のニュースに取上げられました。
原爆投下直後に同国において実施された世論調査では、85%の米国民が原爆投下を支持していたという結果からすると、被爆後80年を経て、米国民の意識が大きく変化していることが読み取れます。
これは、2024年にノーベル平和賞を受賞した日本被団協*3の活動のひとつである被爆の実相の普及が、その一助を担ったものだと私は信じています。
だけどまだまだ35%。
この数字を限りなく「0」に近づけるように、
高校生平和大使*4のスローガン「私たちは微力だけど無力じゃない」を胸に、
被爆者遺族であり、被爆国に生きる者であり、地球市民である私自身の責任として、
被爆の実相について一層の理解に努め、その普及に寄与する活動を続けようと、
決意を新たにした、今年の夏でした。
*1「クスノキ」は、被爆し大きな傷を負ったにもかかわらず、今も当時の場所に立ち続ける山王神社の被爆樹木(大クス)を題材に、「すべての生命が等しく生きられる世界」への願い、「生命の尊さ、逞しさ」という普遍的なメッセージが描かれた楽曲
https://sp.fukuyamamasaharu.com/sp/kusunoki2025/news_0701.html
*2 山王神社 https://sannou-jinjya.jp/
*3 日本原水爆被害者団体協議会 https://www.ne.jp/asahi/hidankyo/nihon/
*4 高校生平和大使 https://www.peacefulworld10000.com/
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