先日、駅からの帰路で八百屋の前を通りすぎるとき、キャベツの驚きの安さに足を止めました。しっかりと大きさのあるキャベツがありがたい値段で、手にとってしまいました。
レジに並びながら店内をぼうっと眺めていると、ころころとした芽キャベツが並んでいました。「芽」という言葉に春の訪れを感じるなと思い、どういった料理に使うのが良いのだろうかとスマホで調べてみると、なんと冬が旬のお野菜でした。つぼみのようなぎゅっと詰まった見た目、新芽を彷彿とさせるネーミングにすっかり思い違いしていました。
もう3月とはいえ、まだまだ寒いから冬野菜もよく育つのか、などと考えながら、厚手のコートを身にまとってレジに並ぶ買い物客の列に連なっていると、私の番がきました。ふと、レジ横に陳列された目玉商品に目をやると、春野菜定番の新玉ねぎがありました。あ、やっぱりもう春がくるのかと、思わず一つ手にとってしまいました。
キャベツの安さにつられて始まった買い物でしたが、芽キャベツに冬の名残を感じ、新玉ねぎに春の気配を感じて、思いがけず季節の移ろいを感じるひとときでした。
本部オフィス 事務局S

