相談申し込みはこちら

BLOG

ブログ

弁護士の日常

子どもの貧困のない社会を目指して~九州弁護士会連合会シンポin沖縄に参加して

 10/25~26沖縄で開催された九州弁護士会連合会の定期大会・シンポジウムに参加してきました。
 九州弁護士会連合会(九弁連)は、九州・沖縄地区(福岡高裁の管轄区域)8県の弁護士会によって構成される弁護士会の団体です。
 今回のシンポジウムでは、「子供の貧困」をテーマにした各種記念公演が行われました。
 「子供の貧困」は近年折に触れて耳にするテーマですが、今回はご当地の沖縄県における子供の貧困問題の現状と取り組みについて様々な角度から発表がありました。
 何と沖縄県における子供の貧困率は、世界一(29.9%、全国平均13.9%)であることにとても衝撃を受けました。
 これに対して、平成28年より国や沖縄県、各市町村をあげてこの問題に取り組んでおり、子供の食事や学習など居場所を提供する居場所作りの設置など様々な行政の取り組みが紹介されました。かかる行政の取り組みにとどまらず、民間のNPO法人やひとり親の支援団体、各種企業も連携して様々な取り組みがなされていました。
 沖縄県では、これらの取り組みを長期的、継続的なものにするため、子供の貧困の問題を「県民運動」にまで発展させると意気込んでおられることには深く感銘を受け、今後は沖縄県以外でも、弁護士として、一人の親として、自分にできることは何か考えさせられるとても良い機会となりました。

弁護士 池永真由美(本部オフィス)

20191025%e4%b9%9d%e5%bc%81%e9%80%a3

Posted in 弁護士の日常, 本部オフィス, 研鑽 コメントをどうぞ

最新解決事例のご紹介~医療過誤

医療過誤事案における最新の解決事例をご紹介します。
また、過去の解決事例については、当ホームページにも掲載しています。

<事例分野>医療過誤(当方、患者側代理人)
<解決年度>2019年
被告医療機関において、CT検査報告書で1.6㎝の中枢神経細胞腫を疑う所見が明確に指摘されていたにもかかわらず、その指摘を看過し、5年以上が経過し発見された時には、水頭症を合併する約6㎝の巨大な脳腫瘍にまで増大していたため、脳腫瘍摘出後も高次脳機能障害等の後遺障害が残存した事案において、福岡地方裁判所は、原告の訴えをほぼ認め、被告に対し、約1億5000万円を払うよう認めた。
これに対し、被告医療機関は控訴することなく、上記判決が確定した。

弁護士 池永真由美(本部オフィス)

Posted in 本部オフィス, 解決事例のご紹介 コメントをどうぞ

弁護士 甫守一樹です。

今般、県外からの登録換えにより、当弁護士法人奔流に参画することになりました。

聞くところによると、我が甫守(ほもり)姓は、近代以前より、現在の福岡県糸島市の一部地域にあり、父も母も、生粋の福岡人です。ところが、父がいわゆる転勤族であったため、私はこれまで福岡に住んだことはなく、仙台出身の妻と結婚してからは、ロースクール、修習、弁護士登録とも、宮城県仙台市にて経験し、その後故あって東京で弁護士をしておりました。

福岡に終の住処を構えた両親が年々衰えていくのを見るにつけ、近いうちに福岡に戻らなければと考えておりました。この度、奔流の皆さんに温かく迎え入れていただいて福岡に腰を落ち着けられることとなり、大変嬉しく思います。

今後とも、ご依頼者・ご相談者の方々から丁寧にお話をお聞きし、最善の解決策をご提案しつつ、お気持ちに寄り添うことができる弁護士を目指して、謙虚さを忘れず励んで参る所存です。同時に、少しでもこの社会をよくして次の世代へ繋いでいくことができるよう、私にできることを模索し続けて参りたいと考えております。

皆様には、末永くご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

弁護士 甫守一樹(本部オフィス)

Posted in お知らせ, 本部オフィス コメントをどうぞ

愛宕山の野草を食べる会に行ってきました2

前回、愛宕の森と緑を守る会のイベントで、愛宕山(福岡市西区)で野草を摘み、愛宕公民館で野草を、それぞれ天ぷらやお浸し、胡麻和え、団子にして、美味しくいただいたことをお伝えしましたが、その写真をご紹介します。
DSC_0693
手前左から、ミツバ、ハコベ、白詰草(シロツメクサ)、
2列目左から、ギシギシ、カラスノエンドウ、
3列目、ツクシ

弁護士 池永真由美(本部オフィス)



愛宕の森と緑を守る会ホームページ
https://atagoforest.wixsite.com/home

Posted in 市民活動, 本部オフィス コメントをどうぞ

愛宕山の野草を食べる会に行ってきました

3/17、愛宕の森と緑を守る会のイベントで、愛宕山で野草を摘み、愛宕公民館で野草を調理して、頂きました。
私と子供たちも含めて、15名ほどが参加しました。
野草を摘むにあたっては、毒となる野草と食べられる野草について丁寧に説明を受けながら、散策しました。
その後は、摘んできた野草ごとに、天ぷらやお浸し、胡麻和え、団子をつくり、みんなで美味しく頂きました。摘んできたばかりとあって、とっても新鮮でそれぞれに美味しかったです。
福岡市内でこんな経験が出来るなんて驚きでしたし、とてもいい経験になりました。
改めて、自然の大切さ、奥深さを経験できた1日でした。

弁護士 池永真由美(本部オフィス)

愛宕山の食べられる野草↓
%e6%84%9b%e5%ae%95%e3%81%ae%e6%a3%ae%e3%81%a8%e7%b7%91%e3%82%92%e5%ae%88%e3%82%8b%e4%bc%9a1
愛宕山の毒草↓
%e6%84%9b%e5%ae%95%e3%81%ae%e6%a3%ae%e3%81%a8%e7%b7%91%e3%82%92%e5%ae%88%e3%82%8b%e4%bc%9a2


(以下、愛宕の森と緑を守る会ホームページよりご紹介)
福岡市中心地の西、室見川の河口近く、緑の濃い小山が住宅街に囲まれて、あたかも小島のように浮かんでいます。これが福岡市のグリーンアイランド、愛宕山(標高68m、旧名・鷲尾山、浦山)です。山頂にある愛宕神社の境内からは博多湾と福岡市中心部が一望でき、市民の憩いの場ともなっています。緑濃い愛宕山地域ですが、その面積は約21ヘクタール(海抜10m以上)あります。しかしながら、緑を保護するために指定している特別緑地保全地区はこのうちの五分の一強の4.5ヘクタールにすぎません。
街中にありながら、スダジイ、クロガネモチ、エノキなどの照葉樹の大木に覆われ、イノシシもが出没するような豊かな自然が残る貴重な場所であるとともに、愛宕神社をはじめ、観音密寺、音次郎稲荷などの寺社や瓦経の出土、戦前の姪浜炭鉱など、歴史にいろどられた場所でもあります。
しかし一方で、近年、開発の波がおしよせ、緑が減少して白鷺・アオサギの営巣地が失なわれ、大型マンション建設で愛宕山古墳が消失するなど、現状を放置すると愛宕山の豊かな緑や貴重な遺跡が次々と失われていくという危機的状況にさらされています・・・・(詳細は、同会ホームページを参照ください)
https://atagoforest.wixsite.com/home

Posted in 市民活動, 本部オフィス コメントをどうぞ

今週土曜日3/16、上映会です

すでにご案内のとおり、今週土曜日3/16、サンレイクかすやにて上映会予定しています。
これまでに何回もの実行委員会を開催し、粕屋地区の個人、団体が協同して準備を進めてきました。町内の各所に案内ちらしを置いていただいたり、また早朝の駅頭でちらしを配布したりと、多くの方々にぜひ観ていただきたいと思います。3/11の西日本新聞でも紹介されました。
https://www.nishinippon.co.jp/nlp/cinema_news/article/493550/
当日の参加をお待ちしております。

日時:2019年3月16日(土) 14:30(上映開始)~16:30
会場:サンレイクかすや多目的ホール(糟屋郡粕屋町駕与丁1-6-1)http://www.town.kasuya.fukuoka.jp/chiiki/shisetsu/bunka/sunlake/
参加費:500円(高校生以下無料)。
同時開催:13:00~17:00 豊田直巳(上記映画監督)写真展
「フクシマの7年間~尊厳の記録と記憶」
15:45頃~ 金本友孝さん(九州避難者訴訟原告団長)講演会
「避難者の8年」
主催:「奪われた村から~避難5年目の飯舘村民」上映会実行委員会
お問い合わせ:弁護士法人奔流 電話092-642-8525

「奪われた村」公式サイトも御覧ください。
http://ubawaretamura.strikingly.com/

Posted in 市民活動, 本部オフィス, 集団訴訟 コメントをどうぞ

2018弱小・辺境法律事務所交流会~2日目

弱小辺境法律事務所交流会の2日目は、ちょっと別行動。
奔流の弁護士・事務局と家族で、古湯温泉から車で約20分のところにある、三瀬(みつせ)を巡りました。

秋といえばりんご!ということで、まずは、マルヤスりんご園で、りんご狩りをしました。狩ったりんごの食べ放題と聞き、わくわくしながらスタート。蜜がびっしり詰まった甘いりんごを贅沢に丸かじり、お腹いっぱい頂きました。

続いて、「ハム&ソーセージ工房 イブスキ」で、軽食を取りました。店内は、大勢のお客さんで溢れており、人気が伺えました。こだわりのハム、ソーセージそしてサンドイッチを堪能し、事務所旅行を兼ねた交流会1泊2日の日程を終了しました。

普段、別々のオフィスで仕事をしている弁護士・事務局が一同に集まって、さらには福岡県内外の法律事務所の皆さんと交流する中で、悩みを共有でき、親睦を深めることができましたので、とても大切なイベントとなりました。
来年も楽しみです!

本部オフィス 事務局M
20181118%e5%bc%b1%e5%b0%8f%e8%be%ba%e5%a2%83%e3%80%80%e3%82%8a%e3%82%93%e3%81%94%e5%9c%92

Posted in 日々の雑感, 本部オフィス コメントをどうぞ

各地で、九州北部豪雨復興支援の物産展

昨日(7/3)通過した台風7号は、各地で影響をもたらしましたが、とりわけ、1年前の豪雨被害に見舞われた朝倉地域が気がかりです。これから梅雨後半、そして台風シーズン、さらなる警戒が必要ですね。

昨年の豪雨以来、復興を後押ししようと被災地または各地で色んな形態の支援活動がなされています。
現地で実際にボランティア活動に従事する以外にも、被災地生産の野菜や加工品を購入する・・、「物産展」もその一つと言えますね。
当法人・本部オフィスの目の前にある福岡県庁。こちらの1階ロビーでも、昨7/3から「九州北部豪雨復興祈念行事」として、災害のパネル展示と物産展が開催されています。11~14時の時間帯で朝倉・東峰の野菜や加工品、小石原焼などが販売され、購入代金の一部が復興支援カンパに充てられるとのことです。
被災地まで足を運ぶことが出来ないけれども、何か出来ることがあればと、地域住民の方、県庁を訪れた方で賑わっています。
開催は7/6までだそうです。

福岡県庁(福岡市博多区東公園7-7)へは、
JR吉塚駅下車 徒歩8分
福岡市営地下鉄「馬出九大病院前」駅下車 2番出口から徒歩5分
西鉄バス「県庁前」下車 徒歩1分

本部オフィス 事務局

20180704%e6%9c%9d%e5%80%89%e7%89%a9%e7%94%a3%e5%b1%95

Posted in 日々の雑感, 本部オフィス コメントをどうぞ

事故から7年、避難者たちは今~6/9原発かすや原告の会、開催されました

先日よりご案内しておりました、「原発なくそう!九州玄海訴訟」かすや原告の会主催の、上映会「ドキュメンタリー 終の住処を奪われて~福島原発被害東京訴訟~」と、岩渕馨さん(福島原発かながわ訴訟原告団事務局長)による特別講演「事故から7年、避難者たちは今」が、6/9、サンレイクかすや(糟屋郡粕屋町)で開催されました。

なお、この内容は、6/22付け西日本新聞朝刊にて、「原発事故で故郷失うな」との見出しで紹介されました。
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_toshiken/article/426591/

Posted in 市民活動, 本部オフィス コメントをどうぞ

6/8全国一斉労働相談ホットラインを担当しました

6/8,私が所属している福岡県弁護士会生存権擁護・支援対策本部において「全国一斉労働相談ホットライン」を実施しました。これは,私たち弁護士が市民の皆さんからの主に労働分野に関する相談を電話でお受けするというもので,毎年定期的に実施しているものです。
相談実施中は相談員である弁護士が電話の前に待機し,架かってきた電話に交代で対応しました。当日,各報道機関の取材等もあり,広く周知されたこともあり,最終的に一日で数十件もの相談が寄せられました。福岡県内に限らず,県外からの電話もありました。いかに働く場でのトラブルが多いかという表れでもあると思われます。
私がお受けした相談は2件でしたが,いずれの相談者も深刻な悩みを抱えておられるようでした。うち,会社の上司・同僚から嫌がらせを受けているという相談が特に印象的であり深刻でした。相談に応じた後は,相談者から「話せてよかったです」と言われ,弁護士として多少なりともお役に立てたということを実感しました。
深刻な悩みでも誰かに相談することで解決に向かうこともありますので,困ったときは周囲の人に話してみたり,職場内に相談できる窓口がない場合は私たち弁護士に相談いただけると解決の方策をアドバイスすることができます。
弁護士会としても今後も定期的に取り組んでいきますが,当事務所でも労働に関する相談は随時,お受けしておりますので,お困りの際はまずはお電話ください。

弁護士 北中 茂(本部オフィス)

Posted in 弁護士の日常, 本部オフィス, 法律・法制度・手続き コメントをどうぞ
10 / 10« 先頭...8910